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Channel: 朝香沙都子オフィシャルブログ「着物ブログ きものカンタービレ♪」Powered by Ameba
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囲碁の日

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1月5日は囲碁の日ですigo*

囲碁は黒と白が盤上で交互に自分の石を置き自分の石で囲んだ領域の広さ(地)を競う遊び。
起源は中国の秦時代。日本へは吉備真備が碁盤を持ち帰ったとされていますが、大宝律令に碁に関する項目があることから、それ以前に伝来したようです。平安貴族の嗜みのひとつとして源氏物語や枕草子にも登場します。戦国時代は武将に戦のシミュレーションとして好まれ、江戸時代には家元制度が確立します。
明治維新で家元制度が崩壊し、さらに西洋文化への傾斜という風潮から衰退しますが、1923年(大正12年)に大倉喜七郎の呼びかけにより、日本棋院が設立されました。

私、オセロは得意なのですが、じつは囲碁を打つのははじめて。
はじめてなのだけど、この手の遊びは得意なので、「ヒカルの碁」というアニメをチラッと見ただけで、いきなりの互戦(ハンディなし)での対局。結果は惨憺たるものでございました…(>_<)
囲碁を甘くみていた…汗

棋力(碁の実力)に明らかに差がある者同士の対局の場合、弱いほうがいくつか石を置かせてもらうことが、「一目置く」の語源。囲碁に関する用語が語源となっている言葉は他にもたくさんあります。へ~、これもか!と改めて知る。

「目算(もくさん)」は自分と相手の地を数えて形勢判断することから、目論みをたてる意。
「駄目」は自分の地にも相手の地にもならない目の意。
「駄目押し」は対局終了後に計算しやすいように目を塞ぐことことから念を入れて確かめること、さらに勝ちが決まっているところにさらに追加点をいれること。
「布石(ふせき)」は序盤の戦いが起こるまでの石の配置から、あらかじめ用意しておくことの意。
「定石(じょうせき)」は布石の段階で双方の最善の手の決まった配置から、ものごとに対するお決まりの意。



ひどい打筋ですが…、でも私、負けると強くなるの…(-_☆)

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