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Channel: 朝香沙都子オフィシャルブログ「着物ブログ きものカンタービレ♪」Powered by Ameba
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菱に四君子文様の型絵染め小紋に川島織物のかづら帯文様の織なごや帯

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今年も残すところ、あとわずか…。「光陰矢の如し」

【12月28日の装い】東京近郊◇晴れ(湿度43%) / 最低気温3℃ 最高気温10℃

菱に四君子文様の型絵染め小紋に川島織物のかづら帯文様の織なごや帯をコーディネート。


この型絵染めの小紋、万寿菊が目立ちすぎて気がつかなかったのですが、菱の中には菊だけでなく梅と蘭と竹らしきものがありました!なので四君子文様だったようです。四君子は、中国明代の書家であり画家であった陳継儒(ちんけいじゅ)が、「梅蘭竹菊四譜」の中で梅蘭竹菊を四君子と呼んだことがはじまり。日本では江戸時代の文壇粋人に好まれやがて文様としてつかわれるようになりました。

「寒なれど秀、春来るを率先して報ず」厳寒の中他の花に先駆けて咲く梅
「善人は蘭の如し、王者の香りありという」貴人の風格があると称えられる蘭
「虚ろなるに因りて益を受く」暑い日差しの中でも悠然と立つ竹
「身を軽くし、気を益し、人の寿を延ぶ」延命長寿の象徴でもある菊


こんな可愛らしい新年の飾り花がありました。梅があれば四君子♪


帯の文様が帯?
かづら帯とは能装束としてつかわれるもので、面をつける前に鬘を押さえるため鉢巻のように頭に巻き、後で結ぶ細い紐状の布のこと。 刺繍や金箔といった美しい文様が施されます。


帯あげは加藤萬、帯〆は志ま亀


明日から再び旅にでます。目まぐるしい日々(@@;


ぬぬパナ八重山勉強会の旅レポは、いよいよ八重山諸島へ上陸!
つづきは、お正月明けから再開の予定ですヾ(@°▽°@)ノ


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