染織文化講座 第3回 講座記録は染織文化講座のHPに寄稿しています。こちら☆
受講生の方は、染織文化講座のHPより写真をダウンロードすることができます。
藍染めのお話の日だったからでしょうか、藍のきものの方たくさんいらっしゃいました。
長板中形をお召しになられた美しいキモノ富澤副編集長と
丸山伸彦先生による絞りの変遷から定義が曖昧とされる「辻が花」についてのお話。
辻が花が幻の染めといわれるのは何故なのか?
文献上に残る辻が花と遺品として残っている辻が花から、歴史的背景と照らし合わせて
考察されています。
藍染め作家の原田弘子先生による藍と絞りのお話。
本藍染めとインディゴピュアといわれる化学構造式がまったく同じ染料の見分け方。
とてもわかりやすく、大変勉強になりました!
原田弘子先生の本藍染めの作品と なんて素敵な本藍の色
購買意欲がムクムクとわいてしまう講座です。(販売はありません)
ちなみに私が着ている藍染めの絞りの小紋は化学染料が入っているものだと思います。
原田先生の本藍の作品と比べると、色が浅い気がいたします…が、気に入ったもので
適正価格ならばそれはそれで問題なし。お気に入りのきものです
「辻が花」も「本藍染め」も言葉が一人歩きし超高級品として売られているきもの。
販売に携わっていらっしゃる方たちはその言葉の意味をきちんと理解しているのでしょうか?
お安いものではないのですから、気持ちよく納得したお買い物をしたいものですが、
畳掛けるような売り文句にのみよく使われている印象があります。
こういった販売形態を疑問に思うことは度々ありますが、人様のことをとやかく
申しあげるより自分が勉強して見る眼を養ったほうが確実と思うに至りました(゚ー゚;
何より好きなことを知るのは本当に楽しい♪
染織文化講座、素晴らしい~ヽ(゚◇゚ )ノ
具体的な内容は、講座記録
に要点のみですが、まとめさせていただいております。
これからも、こういった貴重なお話を咀嚼し、きもの生活にて体現しつつ、
『きものカンタービレ♪』でもご紹介していきたいと思っております。
今日は染織文化講座第4回。
伊差川洋子先生による紅型の祖形とされる浦添型(蒟蒻型)の実演、
江戸小紋型の増井一平先生の型彫りの実演があります。
楽しみです~o(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪
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染織文化講座第3回『辻が花』『藍と絞』講座記録を寄稿いたしました。
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