大相撲東京場所の開催は5月と9月。きものの着用時期の目安といわれるものと照らし合わせると、どちらも薄物の季節ではありません。ですが行司装束は絽や紗の夏物ですし、勝負審判である親方の五つ紋付の装いも絽であることが多いのです。なので、その日のお天気、陽射しや気温、湿度にあわせて着心地の良いものを着ています。国技館の枡席はとても狭いので無理した装いをしていても具合が悪くなるだけです(-。-;)
そして浴衣から訪問着まで様々な格の装いの方がいらっしゃいますが、それで良いと思います。
力士の装いも浴衣から五つ紋付まで階級にあわせて様々、それが相撲観戦の面白いところでもあります。
【9月13日の装い】東京◇曇り時々雨(湿度68%) / 最低気温23℃ 最高気温28℃
単衣を着れなくもないのですが、雨コートを着たら蒸れます。無理せずに紗紬のきものです。
きものは着るものですので、マニュアル化されたものから逸脱しないことが良いとも限りません。時代や気候によって変わっていくのが当然のこと。礼装や準礼装は自分のための装いではありませんので無理をしますが、日常の楽しみとしての装いで無理をするのはあまり意味がないように思います。
文様の意匠は秋らしく装って季節感は先取りにします。これはオシャレとしての楽しみですね♪
ススキに雁が描かれている紗紬。白地のきものは透け感がありませんので違和感もありません。
雁つながりで、月に雁文様の紗のなごや帯をコーディネートしてみました。
帯あげと帯〆の色も秋色です。絽の帯あげは灯屋、帯〆は龍工房。
この日はチケットが入ったお財布を忘れるというトンデモナイ大失態…
家に戻るかどうするか…(-""-;)
ダメ元で受付でお話すると、チケット大相撲での先行予約の購入だったことが幸いし(購入履歴から席が判明)、入場許可証を発行していただけました。
私が手にしているのが入場許可証。場所中に忘れたチケットを持参する条件付きで発行されます。
おかげさまで事なきを得て相撲観戦を楽しむことができました
ありがとうございましたm(_ _ )m
この日は和装dayだったので、きもの姿の方がいっぱいいらっしゃいました。
イベントや特典もあったようですが、そちらにいっていると取組がみられないσ(^_^;)
きものも大相撲も盛りあがるのは喜ばしいことです♪
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相撲観戦の装い / ススキに雁が描かれた紗紬に月に雁文様の紗の織なごや帯
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