東京都心部では統計を取りはじめてから最も長い連続の猛暑日がつづいております…
アスファルトに覆われたヒートアイランド…。
街中を歩くと日傘をさしてもサングラスをしても、照り返しでクラクラ(@@;
「こんなに暑い中でも、きものですか?」とご質問をいただきますが、きものです。
「暑くてもきものでエライですね…」といわれることもございますが、好きで着ているだけであって、
偉くも何ともございません。
暑いのはお洋服でも同じことだと思います。
肌を覆い隠し風を通してくれる夏のきものは、夏の陽射し対策には良いのです。
そしてガンガンに冷えた室内の冷房対策にもなります。
きもの生活に慣れてしまった身としましては、なにより靴で歩くことが苦痛となってしまい…、
歩きやすさを考えての選択肢がきものとなります。
なので、海にも山にもきもので行きます。
とは申しましても、本格的に泳ぐなら水着+タオル地ウエアですし、
もしも登山をするなら(しませんけど)登山用の装いをしますので、
これはある程度まで車などで行ける、あくまでもドライブの延長ぐらいでのお話です。
美容院には浴衣で。シャンプー台では文庫結びの帯をクルリと前にまわします。
洋装でお出掛けするのは、着脱にスペースと時間を要する病院での診察、
スポーツとしてのクレー射撃ぐらいでしょうか。
問題となるのは、汗をかいたときのメンテナンス。
長襦袢は洗濯機で水洗いできるものを、きものは着終わったら汗抜きをしています。
これはもう生活習慣となっていることなので…。
慣れてしまえば、洋装よりもきもの生活が楽になるという、ただそれだけのお話です。
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こんなに暑くてもきもの…?
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