銀座清月堂ギャラリーにて開催中の小山憲市紬織展へ (本日最終日です)
玉繭から手引きされた糸や座繰りの糸をつかって織られる上田紬。
その技法をつかい風合いを残しながら、透明感ある現代的な織物をつくる作家さんがいます。
小山憲市先生です。
小山先生の作品は単色にみえるようでいて経糸だけでも数十色の糸がつかわれます。
糸の撚りのかかり方もそれぞれ違う。
糸の精練から染色、織りまでご自分の工房でされるとのこと。
緯糸には手引きによる撚りのかかっていない糸が織り込まれることによって、
独自の地風が生まれ紅梅織のようにもみえるのです。
こちらは経糸に手引きの糸がつかわれた作品。すごく織りにくいそうです…。
しかし着姿がとても美しい作品になります。
iphoneの充電切れでこちらはデジカメで撮影させていただきました。
昨年の個展で出会って、素敵~(〃∇〃)と、一目惚れした作品のお誂えを
お願いすることにいたしました。
マイクロスコープで経糸と緯糸の色を確認し、その中の1色から八掛の色を選ぶことに。
とはいえ、はじめに「これがいい!」と思った色からははずれないものですね。
小山憲市先生と
私、たくさんのきものとの出会いがあるので、欲しい!と思っても即決での購入は
できるだけ避けるようにしています。(ない袖は振れないだけともいいますが…)
ある程度時間を置いて、どーしても着てみたい!と思ったら、それは間違いないものなのです。
後ろ髪ひかれる思いで諦めることばかりですが、少しずつ…。
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「小山憲市紬織展」at 銀座清月堂画廊
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