行司の階級のおさらい
立行司(木村庄之助) ←立行司(式守伊之助)←三役格行司←幕内格行司←十両格行司
←幕下格行司←三段目格行司←序二段格行司←序の口格行司
相撲の世界は階級が装束の色や形に色濃く表れ、その良さが生かされているとても貴重な場所。
行司も階級が上がるごとに装束が変わっていきます。
鎧直垂の菊綴の色、軍配の房の色、そして素足か足袋か草履を履いているかどうかです。
視覚的に身分を表現する装束による洗脳は、日本の歴史と密接な関りをもっています。
支配するものと支配されるものが同じものを着たとき、身分制度は崩れる。
歴史の側面からも見えてくるものですが、階級によって装束の違いがあるというのは、
士気を高め前進への意欲をあげるものかもしれません。
【階級】三役格行司
【菊綴、房色】朱
【履物、物具】白足袋、上草履、印籠
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行司装束 三役格行司 / 2015年大相撲初場所 at 両国国技館
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