元旦は信濃国一の宮の諏訪大社、2日は越後国一の宮の弥彦神社へ初詣
結婚以来寒いところで年末年始を過ごすことに慣れ、雪景色の中の初詣が好きになりました。
弥彦神社(いやひこじんじゃ)は古くから越後国一の宮として広く信仰を集めた古社。
ご神体は弥彦山(やひこやま)です。日本海に浮かんだかのような神々しい山容。
弥彦神社は「いやひこ」が正式名称ですが、地名がやひこなので「やひこ」といわれています。
ご祭神の天香山命(あめのかごやまのみこと)は天照大御神の曾孫。
越の国の祖とされ漁業、製塩、農耕、酒造などの技術を伝えたとされています。
北陸の国造家高橋家の始祖である大彦命という説もあり。
参道は杉並木に灯りの灯されたご神燈がつづきます。
真ん中で写真を撮らせていただきましたが、歩く時は端を歩きましょう。
紀州熊野から天香山命に随行してきた印南鹿神(いなしかしん)を父とする
兄弟の神様が祀られている随人門。
くぐり抜けると弥彦山を背に威風堂々とした拝殿が現れます。
参拝は、出雲大社と同じ二拝四拍手一拝。
拝殿側から見た随人門。ご覧の通り、参拝者でびっしりです。
根雪にはなっていましたが、諏訪と比べると暖かい。
神馬舎(しんめしゃ)。弥彦神社の神馬は木製です。
もともとは神社に馬を奉納するする習わしがありましたが、奉納される神社が世話が
できないことなどから、馬の像を奉納するようになりました。
平安時代から、馬が描かれた絵を奉納するようになったのが絵馬の始まりです。
御手洗川にかかる玉の橋。
神さまが歩かれる神聖な橋で人が渡ることはできません。
この日は岩室温泉に泊まり、翌日ご神体の弥彦山に登ります。
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越後国一の宮 弥彦神社
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