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シナノキに会いにいく / 2014年秋 しな織の里を訪ねる 庄内の旅 その3

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ウエルカムパーティー♪ at たちばなや / 2014年秋 しな織の里を訪ねる 庄内の旅 その2 のつづき

この日(11月15日)は楽しみにしていた、「糸績み」と「しな織」のワークショップ。
その前に、シナノキ林を見に連れて行ってくださるとのことヾ(@°▽°@)ノ

シナノキが生えている山の中も歩けるように気合をいれて、モンペ代わりの水屋袴。
ちょっと妙な後姿なのですが…、着脱が楽なように工夫されています。


庄内地方に初雪が降った寒い日で、霙まじりの雨。

「バスで近くまでは行けないので歩きますよ~」とのことでしたが、
舗装された車道でしたので、カレンブロッソで全く問題なし。
もっと鬱葱とした山の中を歩くものだと思っておりました(^_^;)

ありました! シナノキです。

シナノキの「シナ」の語源はアイヌ語の「結ぶ•縛る」からきているのだそうです。
シナノキ科シナノキ属のオオバボダイジュ、ノボリボダイジュ、シナノキの樹皮繊維を
しな布の材料としていて、地元ではオオバ、チュウバ、コバとつかいわけているとのこと。

シナノキは日本の特産種で北海道から九州まで全国に自生していますが、
オオバボダイジュは信州から北海道まで。
ちなみに江戸時代の国学者である賀茂真淵は「科野という国の名もこの木より出たる也」
と信濃の名の由来はシナノキであると書いています。

シューベルトが似合う樹だなと思ったら、菩提樹はシナノキの仲間だったのですね。

シナノキは伐採しても15年で成木になるとのこと。
山の斜面に自生するとのことでしたが、なぜかしら…(・_・;)?

シナノキの樹皮を剥がすと現れるシナノキの美しさのお話をお聞きしていたので、
(剥がす時には梨のような甘い香りがするのだそう~)
山に自生するシナノキに会えたのは嬉しかったです(〃∇〃)♪
今度は梅雨の時期にシナノキを伐採するところ(男の仕事だそうです)をぜひみたい。


しな布づくりのワークショップと「日本の自然布展」が開催されている関川しな織センターへ

こちらにもシナノキがありました。


ここは外見からは想像できないほど、内装が素晴らしいところでした!

天井の高さを生かした樹皮を剥がしたツルツルのシナノキをつかった展示が素晴らしいヽ(゚◇゚ )ノ

しな布の手提げ

カジュアルからエレガントなものまで、帽子

私はやっぱり帯と日傘が欲しい…(+_+)

しな布の魅力を伝えるのにとても効果的でした♪


つぎは、しな布づくりのワークショップです(^-^)/

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