ほぼ始発でおでかけしました。
自分の眼を肥やす勉強のためなのですが、(先さまのご意向により非公開)
朝から炎天下にいたので、脳みそも煮え焼け死んでしまいそうでした…(x_x;)
昨日の太平洋高気圧による影響の猛暑の中、しかも日中ほぼ屋外にいるような…
こんなトンデモナイ暑さの中でも、きものです。
【8月2日の装い】東京◇晴れ(湿度49%、陽射しが強く焼け死にそう)
/ 最低気温27℃ 最高気温36℃ ←体温より高い気温
菊模様の越後上布に真っ赤な変り格子の夏帯、そして葛布の日傘。
越後上布といえば、超高級な夏織物の代名詞。
今は年に数反しか織られなくなってしまったこともあって、中々お目にかかれません。
【越後上布の重要無形文化財指定条件】
①すべて苧麻を手績みした糸をつかう
②絣模様は手くびりによるもの
③居座機で織ること
④シボ取りをするときは、湯もみ、足ぶみによること
⑤晒しは雪晒し
重要無形文化財の指定条件を満たしている越後上布。林宗平工房のもの。
これは経糸が紡績糸の越後上布なので、重要無形文化財の指定条件は満たしていません。
見た目にさほど違いはないのですが、糸の細さが違います。そして価格はケタ違いです。
夏のコーディネートはできるだけ色数を抑えます。
帯の色と日傘とサングラスの色をあわせてみました。日傘は大井川葛布の紫鉱染。
変り格子の夏帯は、赤色も涼やかにみせてくれます。
帯あげと帯〆は帯の色の中から1色をとって。
越後上布は座っているとどうしてもシワになります。それも良さのひとつ。
バッグは松枝忍
暑いのでいつもより衣紋をぬいています。
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灼熱の真っ赤がポイントのコーデ / 葛布の日傘と菊模様の越後上布に変わり格子の夏帯
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