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Channel: 朝香沙都子オフィシャルブログ「着物ブログ きものカンタービレ♪」Powered by Ameba
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お仕立て屋さんとのお付き合い / 大柄の意匠の裁ち合わせ

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着物生活に欠かせないもの、それは和裁士さんとのお付き合いです。上野にある、お仕立て処うえのへ♪ 上野にあるのですが、上野は和裁士の先生の家の苗字。創業100年以上の歴史をもつ家族中和裁士のご一家です。店鋪型のお仕立て屋さんというのは珍しいですが、おかげで直接ご相談ができるのでありがたい♡ 今回持ちこんだのは、紋付含めて数反。とくに直接ご相談したかったのは、大柄の反物の裁ち合わせです。 着物は1反の反物を8分割直線裁ちして仕立てるものですが、どの位置にどの部分をだすかで印象が全く違ってきます。とくに大柄のものは文様が隠れてしまう部分もでてくるので、反物でみて想像していたものとお仕立て上がりの印象が変わってしまうことが間間あります。なので、掛け衿にもってくるところ、左肩付近、上前、そして後。どこにどの部分をもってくるか、上前にこの部分をもってきたら肩の辺りにはどの部分がでるのか、逆にこうしたらこうなるとか、教えていただきながら考えて調整します。「あらしの夜に」のカブとメイの大柄の浴衣。これは難しい…。小千谷縮作家の樋口隆司の大柄の格子の絹縮。織り上がりホヤホヤ。 絵羽もの(礼装や準礼装)でないもの、とくに大柄の意匠のものは、あえてバランス良くずらして着物にする、というのが好みです。でもこれが一番難しい。もちろん人それぞれの好みの問題ではありますが、センスと経験がものをいうのです。 私はお仕立ては、呉服屋さんや百貨店を通してのことが多いです。それは続きをみる

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