【7月1日の装い】東京近郊◇晴れ時々曇り(湿度高め) / 最低気温21℃ 最高気温26℃
私にしては珍しい!といわれるベージュ~茶系の同系色コーディネート。
砂色のトイグヮー(燕)ミディ・フム(水雲)ヒチサギー(引下)の琉球絣の琉球壁上布に
河鍋暁斎の戯画「蟹の綱渡り」を写した麻の染め帯をあわせました。
七夕の節句が近いので、蟹の意匠の染め帯を 織女姫の異称は笹蟹姫です。
笹蟹とは蜘蛛の古名で、蜘蛛が糸を掛けることから笹と蟹の意匠は七夕の文様として
江戸時代の小袖の雛形にもあります。←きもの文化検定1級問題向き
纏や扇子を持ったり三味線を弾きながら綱渡りをしている蟹たちがユーモラスな柄は、
幕末から明治にかけて活躍した絵師である河鍋暁斎の「蟹の綱渡り」の写し。
河鍋暁斎が描くものは妖怪や蛙や蛇のグロテスクなものが多いのですが、この蟹は
可愛らしくて気に入っています(〃∇〃)
絽ちりめんの帯あげは渡敬、レースの帯〆は龍工房
籠バッグは松枝忍、ぞうりは菱屋カレンブロッソのお誂え
十二支が刺繍されたレースの日傘はHANWAYのもの
ワントーンコーデも嫌いじゃないのですが、ベージュ系は今ひとつ…(^_^;)
これが黒い帯だと気分的に落ちつくのですよね。たまにはこんな装いもありということで。
お茶のお稽古へ
朝顔の数寄屋袋と空豆の懐紙入れは遊中川、茶巾入れはギャラリーYDS
リアルタイムコーディネート覚書を優先しつつ、出雲大社、葵祭レポも追々。
この夏も忙しい~(@@;
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砂色七夕コーデ / 砂色地琉球壁上布に河鍋暁斎の蟹の綱渡りの麻の染め帯
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