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Channel: 朝香沙都子オフィシャルブログ「着物ブログ きものカンタービレ♪」Powered by Ameba
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市松に松竹梅文様の小紋に鎧縅の帯 / 歌舞伎夜話 中村時蔵 at 歌舞伎座ギャラリー

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歌舞伎座タワーにある歌舞伎座ギャラリーへ♪

歌舞伎の舞台をより知ることができる、体験空間になっています。
馬!?に乗ったり、船や籠に乗ったり、歌舞伎の音も出してみたり、そして写真撮影もできます。
今回は夜話にギリギリ間に合う時間に駆け込んだので、スルーしてしまったのですが、次回はぜひ体験したいです♪


中村時蔵丈。いつもながらお肌がツルツルでいらっしゃいますキラキラ
麻雀がお強いらしく、強すぎてあまり誘われないのだとか。役者さんも打たれるのですね~。もしかして日吉のみどりや三田の三色で打たれたのかしら。というか…雀荘ってまだあるのかしらん(・_・;)

夜話は菅原伝授手習鑑の寺子屋の舞台セットで行なわれました。進行役は、松竹演芸制作部の戸部和久さん。じつに話を引き出すのが上手な方でした! この方のお話ももっとお聞きしてみたい。引き出しがいっぱいありそうです。
時蔵丈の女方としての役づくりについてのお話は、立役にあわせること、先人の教えを聞きまずやってみること、役はその一門によっても解釈が異なること。そして、世話物のときの道具の扱いについて、上方歌舞伎の場合、帯が関西巻きになっていて落ちつかない、など、これからの鑑賞では注目してみてみたいところもありました。
ちょっと驚いたのは、次々と演目と役の話がでてくるのですが、お客様の反応が<すべて知ってる空気感>。かなり歌舞伎通の方々がたくさんいらっしゃっている印象でした。私はみたことはあるのかもしれないけれど、ぼんやり楽しんでいて、覚えていないものも多いなあ…と改めてσ(^_^;)

時蔵丈は陶芸や書画の造詣にも秀でていらっしゃいます。横山大観の絵画をお持ち…というフリから、奥村土牛の描いた道具帳があるというお話も!土牛らしい優しい絵だそうです。見てみたい~。
舞台の裏側のお話からプライベートのお話もチラッと。とっても楽しい夜話でございました。


中村時蔵丈の奥さまとカメラ
素敵な薔薇の花の描かれた染め帯でいらっしゃいました。いつも暖かくお声がけいただきましてありがとうございますm(_ _ )m


歌舞伎座ギャラリーでは、装束も展示されています。

燕文様が可愛いラブラブ


【4月19日の装い】東京◇晴れ(湿度53%) /最低気温13℃ 最高気温22℃

市松格子に松竹梅文様の小紋に鎧縅の織なごや帯をコーディネート

端午の節句が近づいてくると、鎧縅の帯が活躍します。

地紋は矢羽根文様。

帯あげは染めもの中野の中野スズミ、帯〆は龍工房

帯あげには幸福の豚が染められています♪

鎧兜と鵜の古布コラージュバッグは松枝忍、ぞうりは菱屋カレンブロッソ


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