桜のお花見に先んじて、桃源郷へ
小高い丘を登っていくと突如現れます(-_\)(/_-)三( ゚Д゚)
桃源郷は陶淵明の「桃花源記(とうかげんき)」に由来します。桃の林に迷い込んだ漁師が外の世界と隔絶した平和な村を見つけますが、二度とそこには辿り着けなかったという仙境の地です。
ここ数年、桃の花が咲く頃になるとこの地を訪れることを楽しみにしております。今年も無事にお花見をすることができました♪
古来より中国では、桃は邪気を祓う霊木とされ、桃の木でつくった弓矢での悪霊除けの風習があります。
樹皮や木の形はどことなく神秘的。たしかに霊力がありそうです。
仙女が棲む地の桃の木は三千年に一度実をつけ、これを食すと不老不死が得られるという西王母伝説があることから、吉祥文様とされています。
日本でも古事記の中でイザナギの命が桃の実を投げ鬼女を退散させた逸話や桃太郎の民話などにあるよう邪気を祓う果実とされました。ですが、きものの文様としてみることは稀のようです。
珍しいな~と思った、川島織物の桃の実と花文様の綴に刺繍の帯
桃の節句である上巳の節句、旧暦3月3日は2016年は4月9日。桃の花は旧暦の上巳の節句の頃に見頃を迎えますが、開花が早いようですね。
山桜やレンギョウも咲き、里山は春を迎えています
春の陽射しが眩しい日でした
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きもので桃源郷へ♪
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