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Channel: 朝香沙都子オフィシャルブログ「着物ブログ きものカンタービレ♪」Powered by Ameba
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信濃国一の宮 諏訪大社上社本宮 / 2016年は御柱祭の年!

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改めまして、皆さま、新年明けましておめでとうございます鏡餅
今年もどうぞ宜しくお願い申し上げますm(_ _ )m

諏訪大社上社参道のおせんべい屋さんのマスコット犬は今年の干支の猿の着ぐるみで防寒♪


現在、側副靭帯損傷のため松葉杖生活を余儀なくされている私。参拝客が多く、駐車場も満車になる諏訪大社の初詣は難しいかしらん…と思いましたが、初日の出と共に出掛けることにいたしました朝日

「元」には一番はじめの意味があり、「旦」には日は太陽を下の一は地平線を表しています。
なので、元旦とは年のはじめに太陽が地平線を昇る日の出の状態、元日の朝のことです。

2016年の元旦の諏訪湖周辺はうっすらと雪が積もっていました。


諏訪大社上社に祀られているのは、出雲大社の大国主命(おおくにぬしのみこと)の息子である建御名方命(たけみなかたのかみ)とその妻の八坂刀売命(やさかとめのみこと)。古事記によると、建御雷神(たけみかずち)を恐れて出雲から諏訪に逃げ延びてきた建御名方命は諏訪の守矢一族に勝ち、この地で現人神(あらひとがみ)となったとあります。その子孫が諏訪氏。武田勝頼の母の湖衣姫(由布姫)の実家でもあり、武人と神官の顔をもつ特異な家系です。

諏訪大社には本殿と呼ばれる建物がなく、上社は御山を御神体として拝しています。

古代の神社には社殿がなかったといわれて、諏訪大社はその古くからの姿を残しています。
社殿の四隅には御柱があり、寅と申の年に山から樹齢200年以上の巨木の樅の木を曳き建てられます。
これが平安時代以前からつづく御柱祭です。
今年は申年。御柱祭の年ビックリマークなので、この御柱での初詣は最後となります。

御柱祭は、諏訪周辺の山中から御柱として樅の木を上社本宮と前宮、下社秋宮と春宮の各4本計16本を切り出し各地区の氏子の分担で4つの各宮まで曳行して、社殿の四方に建て神木とする勇壮な大祭。


巨木が山から落とされる木落としと川越しの山出しは、男の度胸試しとなる勇壮な祭りです。
諏訪大社上社の山出し(2016年4月2日~4日)

諏訪大社上社の川越し(上社の山出しの最後の行事)

諏訪大社下社の山出し(2016年4月8日~10日)

※写真はwikipediaより

諏訪大社には奇祭ともいわれる独自の祭事がいくつかあります。元旦の年頭祭もそのひとつです。上社本宮前の御手洗川の氷で蛙を捕えて神前で弓で射通しし矢串のまま供えるものといわれています。
歴史の裏にある真実はこうした祭礼に受け継がれているものですので、興味深い…。

暖冬ですが、御手洗川から流れる水は凍っていました。そして極寒でも蛙を捕えることができるというのが諏訪神事の謎のひとつとされています。


早朝は人が少なく松葉杖でも何とか。

参道は8時ぐらいからお店が開店します。

例年ですと朝7時は寒すぎて動きも鈍るのですが、今年の元旦は暖かい!
2016年、皆さまにご多幸がありますように♪

初詣にあわせた絵馬の帯姿の撮影もできました(-^□^-)

元来、神社に馬を奉納するする習わしがありましたが、奉納される神社が世話ができないことなどから、馬の像を奉納するようになりました。平安時代に馬が描かれた絵を奉納するようになったのが絵馬の由来。

初詣向きの染め帯ですが、初詣にこだわらず神社参拝や馬にちなんだ行事の装いとして楽しんでいます。

縁起物の熊手や破魔矢、開運絵馬、扇絵馬などが用意されています。


 おみくじを引いてみましたおみくじ

これを教訓に飛躍の年とできますように…。

見聞を広げつつ前向きに精進したいと思います。


※賀状でのご挨拶を失礼させていただいております。
2016年が皆さまにとりまして良い年となられますように。祈念いたします。

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